「カスタムラップが表示されない」というトラブルのほとんどは、ファイルのルールを 1 つ満たしていないことが原因です。ここではテスラのペイントショップ(Paint Shop)がカスタムラップに求めるルールをすべて挙げ、つまずきやすい理由と直し方を説明します。手作業で確認したくない場合は、無料の カスタムラップ PNG チェッカー にファイルを入れてください。すべての条件を確認し、3D の車でプレビューし、圧縮やファイル名の変更もできます。
ルール一覧
| ルール | 条件 | よくある間違い |
|---|---|---|
| 形式 | PNG のみ | JPG や WebP の拡張子を .png に変えただけ |
| サイズ | 各辺 512〜1024 px。テンプレートと同じサイズ | 2048 px で書き出した、Cybertruck に正方形の画像を使った |
| 容量 | 1 MB 以下 | 写真を多用したデザインを最高画質で保存した |
| ファイル名 | 30 文字以内:英字・数字・スペース・- と _ | 絵文字、日本語、「my-final-final-wrap-v3 (1).png」のような長い名前 |
| USB のフォルダー | いちばん上の階層に Wraps という名前のフォルダー | サブフォルダーに入れた、フォルダー名が「wraps」 |
| USB のフォーマット | exFAT、FAT32 / MS-DOS FAT、ext3、ext4 | NTFS(ペイントショップは読めません) |
| 個数 | テスラアプリから最大 10 個、USB から最大 10 個 | それ以上入れて、全部表示されると思っている |
1. PNG のみ
ペイントショップが読み込むのは PNG だけです。JPG の拡張子を変えても中身は変わらず、車は無視します。編集ソフトから PNG で書き出すか、画像アプリで開いて「PNG で保存」してください。カスタムラップエディター で書き出したデザインは最初から PNG です。
2. サイズ:車種のテンプレートに合わせる
各辺は 512〜1024 ピクセルの範囲にします。実際には テスラの custom-wraps リポジトリ にある、自分の車種の公式テンプレートとまったく同じサイズにしてください。
- 1024×1024:Model 3、Model Y(Model Y L を含む)、Model S、Model X のテンプレート
- 1024×768:Cybertruck
サイズが合っているだけでは足りません。テンプレートごとにボンネット・ドア・バンパーの位置が違うため、Model Y 用の画像を Model 3 に使うと違うパネルに表示されます。自分の車がどのテンプレートか分からない場合は、Model Y と Model 3 のガイドをご覧ください。
3. 1 MB 以下
写真を使ったデザインで引っかかりやすいルールです。グラデーションや写真の質感が多い 1024×1024 の PNG は、すぐに 2〜3 MB になります。制限内に収める方法:
- ベタ塗り中心のデザインなら色数を減らす(PNG-8、インデックスカラー)。
- 可逆圧縮の PNG 圧縮ツールを使うか、サイズを変えずに圧縮できる PNG チェッカー の圧縮ボタンを使う。
- 車体全体に細かいノイズや粒子を入れない。圧縮が効きにくくなります。
4. ファイル名:30 文字・シンプルな文字だけ
Ocean Grid.png や matte_black_v2.png のように短くシンプルにします。スペース・ハイフン・アンダースコアは使えますが、絵文字、日本語、アクセント付きの文字、括弧、ダウンロード時の長い名前は使えません。
5. 車にファイルを送る
テスラアプリ(4.59.0 以降):Creations → Wrap → Upload を開き、スマホの PNG を選びます。詳しい手順は テスラアプリからカスタムラップをアップロードする方法 をご覧ください。
USB メモリー:exFAT か FAT32 でフォーマットし、いちばん上の階層に名前がちょうど Wraps のフォルダーを作って PNG をコピーします(サブフォルダーには入れません)。地図やソフトウェア更新が入った USB は使わないでください。
あとは車の画面で Toybox(トイボックス)→ Paint Shop → Wraps を開き、デザインを選びます。
それでも表示されないときは
ファイルのルールをすべて満たしているなら、原因はたいていソフトウェアか USB です。ペイントショップのトラブル解決ガイド を順に確認するか、Tesla Paint Shop ガイド(英語) をご覧ください。
